<2018年夏・イタリア旅行記>④畑しか・・・・ない
「夏休みに里帰りでイタリア行ってくる~!」というと、大抵の人には
「いいな~うらやまし~」といわれるのですが・・・
ファッションの街ミラノでブティックを周ったり、ローマのスペイン階段あたりでジェラート食べたり、
フィレンツェで観光したり・・・なんてことを想像しているでしょ!みなさん!
確かに観光も繊維業も盛んではありますが、実際にはイタリアは農業大国でもあったりするんです。
だって、日本とほぼ同じ国土に日本の半分の人口しか住んでいないんですから。
実際には皆さんが良く知っている大都市よりも田舎街の方が圧倒的に多いんです。
さて、こちらが私が”イタリアの丸山(南房総市丸山町)”と呼んでいる主人の実家付近です。
ジャガイモ?小麦?とにかく一面の畑。
この自転車、駅まで行くために義母がどこかから借りてきてくれたんだけど、
30年物でブレーキ効かない。そして、多分タイヤの空気がどんどん抜ける・・・
罰ゲーム??
ほら、丸山町。私の愛する南房総の同胞の方々はわかっていただけるでしょうか。
ここに!2週間!最寄り駅まで徒歩2時間の!フクロウが庭に迷い込む!
モグラが庭に穴を掘る!雉が庭に来てそれを猟師が鉄砲でうちに来る(あんたがたどこさか)!
ここに!滞在するのです。
いつもここに来るたび「あ~飛行機に半日乗ってなんだか丸山に着いたな~浦安からアクアラインで2時間でいけるのにな~」と思うのです。
ちなみに、主人は日本では問題ないのに、イタリアの実家にいる間だけ、恐らくイタリアにしかない
木?草?か何かのアレルギーで、2週間くしゃみがとまりません。
なんてネガティブなことばかり書いていますが、ド田舎の広い庭は子供達には天国です。
森があり竹林がありマルメロやナシやイチジクやサクランボ狩りもできます。庭で。
でも、日本では信じられないことですが、こういう周りに何もないイタリアの田舎の家は本当に危なくて、
泥棒の被害がとにかく多いんです。
大抵はロマ(今はあまりこう呼びませんがいわゆるジプシー)の方々だそうですが、
留守中に忍び込まれるケースが多く、家の窓には頑丈な鉄格子がはめられ、戸締りはいつも厳重に行います。
私たちが滞在中も、裏の家に誰かが忍び込んだなんて噂はチラホラ・・・・
実は主人が「日本に住もう!」と決意したのは、初めて日本を旅行した際に
小学生が子どもだけで登下校している姿を見た時なんだそうです。
イタリアでは危険が多くて(実際にさらわれたり!)子供だけで学校に行くなんて信じられないこと。
それを、日本では6歳から一人で歩いて学校に通うなんて、それだけ安全な証拠なんですね。
それを見たときに、こんな安全な国は暮らしやすいに違いない!ここに住む!ここで嫁をもらう!と思ったそう。
もうすぐ長男は小学校入学ですが、それでも子を持つ身となれば、実際はドキドキなんですけどね。
さて、イタリアといえばパスタですが、そのお話はまた次回!
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