館山の「渚の博物館」がすごい・・・!南房総に来てくらっしぇ。
先日帰省した際に母が「この間、房日で読んだんだけど…」と、早速、南房総の厠版、房日新聞の話。
(房日新聞とは、南房総のローカルの新聞。この影響力は凄まじく、全国版の新聞なんか比じゃない。例えば、ちょっとしたコンクールで賞をとって「〇〇小学校 〇年 〇〇さん 書道コンクール入賞」なんて書いてあった日には、もしご近所さんなら間違いなく朝一で母が「〇〇君、房日載ってるよ!読んでごらん!」となり、学校では1週間くらい「房日載っただろ!」と英雄扱い。とにかくツイッターの如く南房総全域に、一番確実に情報拡散できるツールであることは間違いない。笑)
曰く、安房(アワと読みます。房総半島の一番先の一帯)の住人は昔々、徳島の阿波(アワ)から黒潮にのってやってきたとのこと。
そのこと自体は有名な話なので知ってはいたのですが、なんとそれが大和朝廷の頃、なのでざっと1200年程前というのを聞いて、あらまぁ私もびっくらこいたわけです。さすが房日!
そんな昔、船、といっても本当に簡易な木の船でしょうけど、そんなのに乗って、漁をしながら遥々流れ着いたんですね〜!
歴史のロマンを感じますね。
白浜や勝浦など、南房総には和歌山とも似た地名があるのも、元は同じルーツだから。
ご先祖様達、すごいな〜!
今回、館山の渚の博物館に立ち寄った際にかなり驚いた収蔵品がコレ。
弥生時代の丸太舟だそうです。レプリカではなくオリジナルですよ!しれっとすごいものが…!
こんな風に海とは切っても切れない縁がある土地柄なんですね。
やっぱり私の中にもそんな黒潮踊る海の民の血が流れているから…?
この万祝(まいわい)という昔の漁師さんの正装を目にすると、本当に心が震えるような気持ちがするんですよね。
これは捕鯨の様子を表したもの。
安房が発生といわれるこの万祝、昔の浦安の漁師さんも着ていたようで、浦安の郷土博物館の資料でも見かけたことがあります。
お正月などに、網元さんなどから贈られたこの揃いの万祝を来て街を練り歩いたんだそう。
海の男らしくゲンを担いだ力強いデザイン。本当に素晴らしいの一言。
私は主にイタリアのマヨリカ焼きをベースに作品作りをしていますが、こんな南房総の海の民のスピリットを感じられる、
自分らしいオリジナルアイテムが作れたら、と常に模索しています。
渚の博物館の房総の貝の標本。
「名前も知らなかったけれど〜」のあの子達の名前も丸わかり。コレ!家に欲しいんですが!!
結構いろんな種類がありますね。これよく見る!の子から、こんなん本当にあるの?というものまでさまざま・・・
おさかなクンさんの絵がすごすぎて。
言葉に〜できなぁ〜い〜。天才なんだね、さかなクンさんは。
おさかなクンさんグッズも販売されていましたよ。画集みたいなのがあれば、絶対購入したのに….!
精密なんだけれど、味があるかわいい顔の魚達😍
こんな水槽も😊
ヒラメが何匹いるか分かるかな〜?
こんなに色々見られて、だけど無料なんて子育てファミリーにとっては神様🙏
何より、館山の鏡ケ浦が一望できる景色が最高。
釣りキチの我が家の主人は、心があっちの世界に行ったまま帰ってこない~~~~!
お隣の海のマルシェでのお買い物も楽しいです。
次に帰省できるのは春かな・・・?待ち遠しい!