<イタリア旅行記2019夏>⑯ Youは何しに南イタリアへ?

イタリアは北から南まであちこちに陶器の産地があります。

有名なのはファエンツァ、カルタジローネ、デルータ、ヴィエトリスルマーレなどなど・・・

そして、ブーツのふくらはぎ側、アブルッツォ〜モリーゼ〜プーリアにかけても色々と工房があるようです。

テルモリで見かけたお土産物屋さんのマグネット。やっぱり海のモチーフが多いですね。

今回、テルモリに滞在するにあたり近場で工房を探して絵付けを習って来ました。

朝一で子供達を海に連れて行き、シャワーを浴びさせてから出発。お昼は電車でパニーニ。

(1個だとパニーノ。複数だと語尾がoからiに。パニーニに呼び方が変化しちゃうイタリア語。ちなみに、日本からやってきて、イタリアでもメジャーなフルーツとなったKakiは、複数系だと思われちゃうので、1個だとKakoと呼ぶ。カコって・・・笑)

毎夜、アパートの前ではディスコ遊園地が爆音でズンドコズンドコしてるので、やや寝不足のところ、電車とバスを乗り継いで小旅行。

ものすごーくローカル感のある、内房線の無人駅のようなVastoという街に到着。体感的に、ここは浜金谷。

そもそも、テルモリでもアジア人に全くといって良いほど遭遇しなかったけれど、恐らくこの駅に訪れた125人目位の希少な日本人ではあるまいか?と錯覚する程の「思えば遠くへ来たもんだ」感。

Vastoは、丘の上の街なので、海辺からバスでクネクネ上に登って行きます。

まさか丘の上にこんな街が広がっているなんて!佇まいを見る限り、かなり歴史のある街のようです。

今回「このあたりのポピュラーな絵付けを習いたい!」とリクエストしてあったので、まずはアブルッツォらしいお花柄を。

真ん中に鎮座したまるっこい形のがバラだそうで、このバラモチーフは、確かにこのあたりで良く目にする絵付けのようです。

表札でもかなり見かけました。

普段あまり花を描く機会は無いので、なかなか興味深い。色々とアドバイスをもらいながら、色味や配置を決めていきました。

もう一枚は「トラボッコ」。ブログでもご紹介した、お魚を獲る小屋です。

これは、海の描き方を重点的に教えてもらいました。

あ〜楽しかった!

色々とお喋りしながら絵付けしましたが、なかでも、今イタリアではクエルダセカ(当工房でも絵付けしている、ぷっくり釉薬を盛るスペインの絵付け)が大大大ブームらしい。

元からからトスカーナあたりでクエルダセカの工房があるのは知っていたけれど…

一昔前に、RAKUと呼ばれる日本の焼き物がものすごい流行った時期があるのですが、その後に一大クエルダセカブーム到来!ということのようです。

ティラミス、パンナコッタ、カヌレ、タピオカ、バスク風チーズケーキ・・・スイーツブームに踊らされる私たちの様。

(いまだにイタリアンをイタ飯と言ってしまう、石田純一な私)

私が日本でクエルダの絵付けをしていると知ったら、先生が「え?なんで?!日本で習ったの?日本すごいな!」と感動しておられましたよ。笑

ジャパァ〜ンすごいでしょ!

私が、「実はヴァストって今回初めて来たんだけど….全然日本人見ないけど、私、もしかして初めてヴァストに来た日本人なんじゃない?」と冗談で聞いたら、先生がニヤリと…

「と思うでしょ?でも実は私達のアパートの上の階に日本人住んでるよ!」と…

なんでも、近くに日本の会社のイタリア工場(?)かなんかがあるそうで、駐在の日本人が結構いるんだそうな…

みんな数年滞在して日本に帰るから、英語しか話さないけど、一度絵付け体験にも来てくれたこともあるよ、と..。

いいな!ヴァストの駐在妻!私、なりたいです!こんなところに日本人!ジャパァ〜ンすごいな!

お皿達は、早めに焼いてくれて、日本に帰国する前にボローニャの家に届けてくれました。

お花柄もトラボッコもなかなかいいですね〜!

早速、工房に帰ってお花柄の復習をしてみました。

こちらはオンラインショップ<Sul Mare>でも販売しています。

ミニサイズの鍋敷きです。

おまけで一枚焼かせてくれたタイル。

<Estate(夏) 2019>

今年の夏のバカンスも素晴らしいものになりました!

という訳で、また来年もお楽しみに。

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