イタリアの顔料と釉薬。いよいよ実験開始しました。
夏にイタリアで購入した釉薬と顔料、
この度やっと工房が完成したので、封を開けて実験を開始!
これが、素焼きの陶器の上にかける釉薬です。
今回は航空便で送りましたが、スーツケースに入れて運んだら、
何やら怪しい白い粉です。
濃度を試すため、まずは小さいプラケースの中で。
お水とよく混ぜて、ジャバっとタイルの上にかけたのがこちら。
ケースが小さくて、ちょっと勢いが足りなかった・・・
ため、角が少しかかっていませんが、ちょいちょいと筆で釉薬を
上から載せれば、大丈夫です。
乾くと、薄く表面に白い粉がかかった状態になります。
これが焼成すると、ガラス状のツルツルの陶器になるわけです。
きれいに表面を乾かして整えたら、
顔料で絵付けをします。
顔料は、こんな感じの色のついた粉です。
お水に溶いて、水彩絵の具のように使用します。
今回は、特に南イタリアのスタイルに欠かせない8色を
仕入れてきました。
まずは、これで色見本を作成します。
いつも使用しているのは、スペインの材料・・・
果たして、どのような違いがあるのか・・・
焼き上がりが楽しみ!